作曲家/ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者 福井陽介(magi.)
未来を担う人々に創作の楽しさを伝えるワークショップや機会づくりを行い、応援する学び場をつくる学びの錬金術師。
当初は教職に就くために教育学を専攻しながらも市民教育に関心が向き、ワークショップ講師となる。音楽活動を行う一方で、音楽アトリエ「音工房〇」主催者でもある。
妻は「天然酵母パンとコーヒーの店 ふっくら」店主でありパン職人。難病を持つ息子との3人暮らし。
ゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ」CM音楽原曲の作曲、彩の国さいたま芸術劇場で行われた舞踏家久世龍五郎&circustik orchestraの公演「sea-sons」など、舞台や映像など情景が動くものへの作曲に携わる。
物語性のある音楽づくりのほか、サウンドインスタレーションなど、音楽だけで終わらない作品・空間との連続性のある作品、さらには観客の日常のさえも取り込んで一部とする作品づくりに強い関心を持つ。
ミュージシャンとしては古楽器ヴィオラ・ダ・ガンバを主に演奏するほか、DJ・作曲ソフト「Ableton Live」や各種サンプラー、カセットテープ、オープンリールなど、最新のものからレトロな機材までフル活用し、「情景が目に浮かぶ」音の環境を構築することを大事に作曲・パフォーマンスしている。
小難しく聞こえる音楽理論だけに頼らない伝え方を使って音楽制作の体験・学びを深められるようにする一方、古今東西さまざまな音楽を研究している。
音楽をスピーチや物語として捉え、一人ひとりがメッセージや感じたことを自在に表現できるように手助けしている。
学生時代からクラシック音楽を学ぶ中、即興音楽のワークショップを受けた際に「こんなに自由に表現できる場があるのか!今までの音楽の何とも違う、新しくて楽しい!」と感銘を受け、音楽教育や活動の新しい可能性を感じ始める。その後小学校の放課後事業や福祉施設などでワークショップを複数回企画・実施。
ワークショップの実践を通じて、参加者が新しい一面を見せてくれること、
参加者同士の関係が変化し、壁が無くなっていく事、
子どもの頃に楽しんだ「あそび」の感覚を取り戻していく感覚が好き。
ほかにも単発~通年で協力してくださっている講師の方々がいらっしゃいます。すこしずつ、記載していきます。