作曲の伝え手 福井陽介(magi.)

作曲家・ティーンエイジャーや子どもたちに作曲の楽しさを伝える「作曲の伝え手」。
小難しく聞こえる音楽理論だけに頼らず、スピーチのように説得力のある音楽を伝えるためには何が必要か、どう落とし込んだら音楽をやっていない人にも伝わるのか研究している。
ゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ」CM音楽原曲の作曲ほか、主に舞台や映像などの動きのあるものへの作曲に携わる。
【音楽家・表現する人として】
1993年からヴァイオリン弾きとしてクラシック音楽を学び始める。ファミコン少年であり、ゲーム音楽に興味を常に持っていた。
2009年、大学在学中より首都圏を中心に舞踏やインスタレーション、CMや映像作品の作曲家・音響・空間演出家・役者として活動。
王子ホールディングス(王子製紙)のwebコンテンツ「新素材シアター」の曲を作曲(現在は公開停止)
2011年から2015年にプログレッシヴ・ロックバンド「Margaret Maggie」に所属。エレクトリックヴァイオリンを演奏するとともに、西洋の古楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバも演奏し、バンドの中で大々的にフィーチャーする。
大人気アプリ「パズル&ドラゴンズ」のCM曲として「錆び付いた機械文明」の原曲を作曲。
2015年にヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、Paolo Pandolfo氏のサマーコースに参加し、Amelie Chemin氏、Markus Hunninger氏からも指導を受ける。
帰国後、Pandolfo氏の紹介により、関西圏内で頼田麗氏に2015年から2020年までヴィオラ・ダ・ガンバとイタリア・フランスバロック音楽に関して師事する。
2020年夏より作曲家・演奏家としての活動を本格的に再開。
現在は作曲・DTM、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴァイオリンの講師としても活動中。2021-2022年の間は箕面市「B&B Umeni」(旧称:ピアノ・テラコヤ)でも教鞭をとる。
2023年、グーダドラム奏者、ヨシオカユキのサロンでの使用を主眼に置いたヒーリング音楽の整音・脚色に携わる。
https://piyuakino.bandcamp.com/album/su
物語性のある音楽づくりのほか、サウンドインスタレーションなど、音楽だけで終わらない作品・空間との連続性のある作品、さらには観客の日常のさえも取り込んで一部とする作品づくりに強い関心を持つ。
【音楽ワークショップデザイナーとして】
学生時代からクラシック音楽を学ぶ一方、2008年前後に野村誠氏(老人ホーム「さくら苑」での活動など、日本におけるコミュニティ・ミュージックの先駆者)、Carl Bergstrøm-Nielsen氏(図形楽譜を通じた”Intuitive Music”の提唱者)などの音楽ワークショップを受ける。
五線譜で表すことのできない即興音楽に「こんなに自由に表現できる場があるのか!今までの音楽の何とも違う、新しくて楽しい!」と感銘を受け、音楽教育や活動の新しい可能性を感じ始める。
2010年、青山学院大学・大阪大学共催による「ワークショップデザイナー育成プログラム」を2期生として修了。
以後、東京にて墨田区緑小学校の放課後事業、目白大学の研究事業、渋谷区のコンサルティングファームの企業研修としてワークショップを企画。

2018年には大阪市内の児童福祉施設で、夏休み中の連続ワークショップを開催。
2019年より、STEM・STEAM教育の必要性とこれまで自分がやってきたこととの親和性を感じ、タブレットやパソコンを駆使した作曲ワークショップを開発し、実践中。
ワークショップの実践を通じて、参加者が新しい一面を見せてくれること、
参加者同士の関係が変化し、壁が無くなっていく事、
子どもの頃に楽しんだ「あそび」の感覚を取り戻していく感覚が好き。
ポートフォリオ・経歴書
ほぼすべての教育歴・実績について記載しています。ご興味のある方は下記リンクからご覧ください。

コーヒー屋として
中学生からコーヒーのハンドドリップにはまり、大学在学中から全国のコーヒー屋を回るようになる。
特に關口一郎氏がご存命の時代の銀座「カフェ・ド・ランブル」、大田区の「カフェパブロズ」に強い影響を受ける。
大学卒業後は舞台音楽の作曲家・音楽教育家として活動しつつ、トライアンドエラーで自家焙煎の研究に没頭。特に錦糸町の「Beans珈琲」にお世話になっていた。
シェアハウスの同居人に自家焙煎したコーヒーを飲んでもらいながら、「自分が思うおいしいコーヒー」だけではなく「出した相手が思う」おいしいコーヒーについて考える機会を得る。
2014年にほころびの前身となる「珈琲工房またたき」を大阪市此花区内のシェアショップで出店、2017年に閉めるまで、ネルドリップでコーヒーを淹れ続ける。
対面したお客さんの気分や好みを聞き、即興でコーヒーを淹れるスタイルをこのとき確立。
2020年、出張喫茶中心の事業を計画するもイベントやスペースが相次いで中止・閉鎖となる。通販に切り替えて細々と販売し、2021年から少しずつ出張も再開する。
2022年より「音工房〇」内でコーヒー屋として仕事を再開。フランネルフィルターによるハンドドリップだけではなく、焙煎した豆・粉の販売、ドリップバッグの販売も行っている。
パン屋を営む妻のショップ「天然酵母パンふっくら」では、コーヒーとパンのセットも販売されている。
フリーランス翻訳者として
幼少期の英語学習、海外での短期留学経験を経て、2011年よりフリーランスとして翻訳家の仕事(英⇔日)を引き受けている。得意分野は就業経験があったり、ツテのある医薬・工学・芸術。
実績のほとんどは守秘義務があるため、明かせないものとなっている。
出版翻訳としては、此花のインディーズ書店「シカク」から出版された、浮世絵をもとにしたイラストレーター、つちもちしんじ氏の「UKIYO」を担当。

The compilation of Shinji Tsuchimochi’s works with traditional Japanese-style touch and digital techniques-which should be called” modernised Ukiyo-e”!
随時お仕事募集中。喋るのが遅いため、通訳は苦手としている。
天然酵母パン屋 まり

「食べることは最高の喜び」という言葉をかかげ、国産小麦などできるだけ身体に優しい原料を使って天然酵母パンを作り続けています。
これまで「カンテ・グランデ」などの国内のパン屋数店舗にて修行を積み、ドイツへの旅行にて、現地のパンに大きく感銘を受けました。
その後、無理なく続けられるパン屋を目指し、此花区四貫島のスペース「PORT」にて「喫茶ふっくら」としてスタートし、息子が生まれるまでお店を続けました。
息子の難病が発覚後、通信販売を行う「天然酵母パンふっくら」として再スタートしています。
具がたっぷり入ったパンが大好きなので、具材はぎっしり。
具材のドライフルーツやチョコレートは、たくさん試食をして、「これだ!」と思ったものを使っています。
どのパンも長野県の個人農家さんが特別に分けてくれている、伊那の「はざかけ米」の玄米で起こした酵母を使っています。
小麦粉は北海道の『春よ恋』、全粒粉は同じく北海道の『臼夢』。
天然酵母の全粒粉パンは体にやさしくミネラル豊富で体にいい…と言われていますが、自然や栄養といった価値よりもただ私が全粒粉パンが美味しくて大好きなだけなのです。
おいしいものが食べたい、おいしいものを食べてほしい!そんな気持ちでひとつひとつパンをつくっています。
私の「たべたい!おいしい!」があなたのエネルギーになりますように。
名誉店長 じんと
10,000人にひとりの指定難病「ドラべ症候群」を持って生まれる。ときどき起こるてんかんの発作に悩まされているが、食べることとアンパンマンを楽しみに元気に過ごしている。
特に食べることが好きで仕方がないらしい。
言葉はまだ話さないが、よく聞いている。
楽器は弦楽器が好きで、全ての楽器を弦を引きちぎらんばかりにスラップ・プル奏法しようとする胆力を持つ。